キネマ旬報

 「花よりもなほ」の撮影の様子が載っているという事で、立ち読み・・しようかと思ったけど見た瞬間即買い決定。こうやってどんどん部屋が雑誌の山になっていくのね(苦笑)
 セットの写真があっったり、浅野さんが仇の相手役だと分かったり徐々にネタバレされていくのが楽しみでもあるけど、一度何も頭に入れないで見てみるとどんな感じなのかなと、ふと思いました。いつも頭にパンパンに情報詰め込んでドラマや映画見てるから、例えばあの人とあの人は過去に何があったとか人物相関図がバッチリ頭に入ってるんだよね。だから、一度頭空っぽで見てみるのも良いかもな・・と思った矢先に見てしまってる私って何なんだ(笑)
 やっぱり誘惑には勝てないね、だってあんな良い顔されて写ってちゃ見るなと言う方が無理。是枝監督はここでも褒めて下さってて例えリップサービスでも嬉しいことですね。
 

 文中にあるシーンの撮影で、岡田君は7通りのお芝居を考えてきた事が書いてあるのを見て単純に凄いなと思った。昔キャッツの映画特集の映画雑誌でモー子(若菜ちゃん)が岡田君の事を話していた中で、泣くシーンでカットがかかっても集中が切れるからと言って次のシーンに入るまで涙を流しっぱなしだったのを見て凄いと思った・・みたいな(はっきりとは覚えてないけど)事を話しているのを思い出した。
 他の役者さんがどうなのかは分からないけど、岡田君のこういう最初から役を作り込んでいくタイプの役者は監督からしたらどう思うんだろうか。いやね、今日他の映画雑誌見てたらある役者さんが監督からあまりその役の人物を作り込まないで自然体でやって欲しいと言われた・・と書いてあるのを見て何となくどうなんだろうなーと思ったんですよね。監督によって役者に対する要求はそれぞれ違うから気にしてもしょうがないけどね。
 
 
 台本を家等で覚えて最初から役作りをして撮影に入る役者、あえて作り込まないで現場で台本を覚えて撮影に入る役者・・どちらが良いとも悪いとも言えないけど色んなタイプの役者さんが居て面白いよね、皆同じだったらつまんないもん。
 でも岡田君て台本を覚えるというよりも、台本もらったら嬉しくて読んでたら全部覚えちゃったvv・・みたいに見えるんだけど。いや、ちゃんと仕事として覚えてるんだけどね(笑)何となくそういう感じに見える(私だけ?笑)キャッツなんかは特に。